メダカと我が家の空即是色

或る日突然にメダカと暮らすことになった我が家にまつわるエトセトラを、その日そのときの気分で綴ります。

第22夜「メダカとヒメホタルイ」

 

皆様こんにちは^^
今日も今日とて、もんこです。

 

ヒメホタルイ。

ビオトープや睡蓮鉢でメダカを飼育されている方の中には、このヒメホタルイを植えていらっしゃる方もおられると思います。

 

なお我が家のブルコン水槽にも、ヒメホタルイを植えた鉢が水槽のど真ん中に鎮座しております。

たとえ知らない方でもメダカを飼っておられる方なら、あるいはちょっと興味が湧くかもしれません。

 

このヒメホタルイ、冬は枯れてしまいますが根っこで越冬し、4~5月くらいになってくると新しく芽吹いてきます。

今年も新芽をスカスカの状態で植え替えたのですが、ご覧のとおり鉢満ち満ちに繁茂しております。

抽水植物なので根元が水に浸ってさえいれば、枯れたり虫が付いたり病気になったりなどということは(※我が家では)ほとんどなく、暑さにも強いとても丈夫で手間のかからない植物です。

また、根元が混んでいるために稚魚が出入りして隠れ家にもなるため(※そのため生存率が増えます)、夏のメダカ水槽には相性ピッタリなのではないかと思います。

 

そしてさらに、このヒメホタルイ。

実は、メダカのおやつにもなっているようです。

 

我が家の地域では8月下旬頃~9月にかけて上の方に穂(小穂:しょうすい)を付けるのです。

この穂から伸びている黄白色の毛のようなもの(赤丸の部分)がパラパラと水面に落ちるや否や、実はメダカたちが群がってパクパクと食べるのでありました。

 

(※よく見てください)

 

いつから、これが食べられるものと知ったのか。

あるいは、本当に美味しいのか?

それすらも分かりませんが、あっという間に水面から無くなります。

 

もっとも彼らは水面に浮かんでいるものは一応口にするので、あるいは私の思い込みかもしれないと思いつつ、とりあえず吐き出しはしないので食べてはいるのでしょう。

 

(※ちなみにカイミジンコのような硬くて食せないものは、ぷっと吐き出します。更にはいったい何処から来たのか、旦那の細い体毛も口元に付けていたりといった不思議な光景もあります(笑))


そのような経験などからは、メダカたちを眺めながらヒメホタルイを手でワサワサ触りつつ件のものを水面へと落としたりなどして、メダカたちにこの時期限定のおやつを楽しんで(?)もらっています。

どんな栄養効果があるのかは分かりませんが、天然のものなのでとりあえず良さそうな気はしています。

 

9月はもう下旬にさしかかるこの時期、小穂もだんだんと枯れてきました。

ヒメホタルイも休眠の準備に入ってくるのではないでしょうか。

 

また来年、暑い夏の盛りをメダカたちと共に過ごして欲しいものです。

 





 

 

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